夏休みや春休みなどの長期休暇を利用し、遠出をして合同就職説明会に参加する看護学生も少なくないはず。この貴重な機会を、最大限活かすべく、合同就職説明会で聞いておくべき質問をまとめました!
\今回の記事はこんな人におススメ!/
- 自分が就職するうえで譲れない条件がぼんやりしている
- 合同就職説明会で聞くべき質問がわからない
- 就活先を選ぶときに役立つ情報が知りたい
就活スケジュールをチェック
始めに看護学生の一般的な就活事情を見てみましょう。

近年の就活スケジュールは図のようになっています。多くの人は最終学年に上がる前から、自己分析や病院の情報収集を始め、夏から冬、春休みを活用して就業体験に参加したり、病院見学会・説明会に参加したりしているようです。
看護学生の合同説明会って、どんな場所?
看護学生の合同就職説明会は、大きな会場のなかで各病院ごとのブースが設けられ、病院の説明を聞いたり、実際に働く看護師さんに質問したりすることができます。タイムスケジュールが決まっており、時間の区切りごとに好きな病院のブースに移動していくシステムであることが多いです。
合同就職説明会の良さは、「直接働く人に話を聞けること」です。インターネットで調べればわかることを聞いても意味がありませんし、オンラインの説明会でできることはやらなくていいわけです。では、どんなブースに行くと合同就職説明会の場を生かせるのか?を知っておきましょう。
こんなブースがおすすめ!
●大きくないブース
あまりに座席数が多いブースは、説明的な会になりやすいのが難点。大人数のなかでも手を上げて質問できる勇者は参加すべし!
●発表原稿や動画にあまり頼らないブース
事前に用意した原稿をひたすら読み上げるブースはナンセンス。Youtubeに公開してある病院紹介動画を流して、持ち時間の半分が経過する病院もあります。学生と関わることを大切にしているブースを見つけましょう!
●交流の場をもっているブース
若手看護師さんとたくさんお話しできる交流をベースにした場があれば、ぜひ行ってみましょう。仮に就職するつもりがなくても、1年目ならではの葛藤や、成長ステップについて参考になるお話しが聞けるはず。
合同就職説明会で質問すべきことは?
業務内容に関する質問
○○さん(合同説明会の担当看護師さん)が実際に就職される前と後でギャップはありましたか?
就職前のイメージと就職後のイメージで異なる部分はなかったか聞いてみましょう!ポジティブなギャップもあれば、ネガティブなギャップもあるかも。ネガティブな部分も正直に紹介してくれるのも、安心感につながりますね。
夜勤はどのくらいの時期から始まりますか?
1年目の秋以降に始まる病院が多いようです。看護師1年目は不慣れなことも多いはず。その人に適したタイミングで始められると良いですね。
クリニカルラダーを採用している病院がほとんどですが、実際の進め方や考え方は、病院によって若干異なります。全員同じようなスケジュールで進むところもあれば、個人のペースに合わせて目標設定していくところもあります。
月平均の残業時間はどのくらいですか?
何時ごろ出勤して、情報収集をしているのか(前残業)。
夕方からの緊急入院があるとき・ないとき、それぞれどのくらいで帰宅できているのか。もしくはどのくらいの頻度で残業があるのか…
病院の機能(高度急性期/急性期/回復期/慢性期)によっても、変わってくるはず。残業をする=タイムマネジメントが不足している、という考えの病院も少しずつ増えてきていますので、「こんなこと質問したら、やる気がないと思われないかな?」と不安にならなくても大丈夫です。
働く環境に関する質問
毎年どのぐらいの看護師さんが就職されていますか?
同期がほしい人は、聞いてみてもいいかもしれません。仲間がいなくて不安になるひとは、同じ病棟に同期が何人くらい配属されるかもチェックです。
新人看護師の離職人数はどのぐらいですか?
新卒の採用人数が多くない病院だと、母数が小さいため離職率を聞くのは効果的ではありません。確認したければ、何人中何人が退職したのか、人数を把握するとよいでしょう。年齢の分布を聞いてみるのもよいでしょう。1〜3年目の看護師は多いけど中堅の人が少ないという職場は、子育てしにくい可能性、もしくは奨学金の縛りがなくなって他施設に移った可能性も考えられるようです。
どのような看護師さんが多いと感じられていますか?
就職先を選ぶうえで一緒に働く“人”も重要な要素です。プライベートも大事にしたい人が多いのか、自己研鑽が活発なのか…他の職種との関わり方や病棟の雰囲気については、合同就職説明会ではなく、病院見学や就業体験を通じて、自分の目で見て確認できると良さそうですね。
希望の科がある場合、希望は通りやすいですか?
大規模な病院ほど、配属先の希望が通らないようです。希望の科に配属されるかどうかは、就職後のモチベーションにも繋がると思うので、しっかり聞いておきたいですね。
一方で、「個々の適性に合わせて配属する」と答える病院も多いはず。その場合は、ついでに「どのような人が手術室に向いていると思いますか」と適性について聞いてしまいましょう。就職活動や自己分析に役立つはずです。
有給の消化率はどのぐらいでしょうか?
お休みを取りやすい雰囲気があるのか、休息はしっかりとれる職場なのか見極めることも大切です。有給を希望する日に取れず、勝手に消化される先輩もいるようです!年間の有給消化日数の平均値を出している病院も多いので、聞いてみてください!
近年は有給休暇を付与されてから、5日
この病院に就職してよかったと思うポイントはどこですか?○○さん(合同説明会の担当看護師さん)はどうしてこの病院を選ばれたのですか?
自分だけでなく、どうしてこの病院を就職先として選んだのか聞いてみるのも良いですね。自分とは違う視点に気が付けるかもしれません。
やりがいに関する質問
お仕事のなかで、どのようなときにやりがいを感じますか?
大変だと思うときはどのようなときですか?
働かれていて一番印象的だったエピソードを教えてください。
実際にその病院で働く看護師さんのやりがい・大変なことのエピソードは、皆さんがその病院で働いて感じるものと近い部分があるかもしれません。病院の雰囲気にも繋がってくる質問ですね。
教育体制に関する質問
プリセプターはつきますか?プリセプターは何年目の先輩が多いですか?
プリセプターがマンツーマンで教えてくれる病院もあれば、プリセプターは心のケア担当で、業務に関しては病棟スタッフ全員で教える病院、複数人のチームで新人教育にあたる病院もあります。それぞれの病院で意図をもって教育体制を整えているはず。どのような教育体制をとっており、どのように育てていきたいと考えているのか聞いてみましょう。
院内研修のスケジュールを教えてください。
強制参加の研修の有無、頻度も一緒に聞いておけると良いですね。また、たくさん勉強したい人は、院外の研修に関する補助があるかどうかも聞いておくといいかもしれません。
強制的な自己学習が多い病院もあります。どれくらい課題が出されるのか、先輩たちはどのように自己研鑽しているのかを聞いておくと、自分の成長ステップもイメージしやすいのではないでしょうか。
その他
新人看護師が最初にぶつかる壁はなんですか?どのように乗り越えましたか?
乗り越え方も聞いておけると、就職後同じ状況になった場合に参考になるかもしれません。
看護学生が合同就職説明会で聞くべき質問まとめ
合同就職説明会で聞くべき質問は抑えられましたか?合同就職説明会で得られなかった情報や気になった病院があれば、実際にインターンシップや病院見学会に足を運んでみてください。インターンシップへ足を運ぶ判断として合同説明会を利用してみるのも良いですね。
合同就職説明会では、パンフレットでは得られないこと聞ける、実際に働く看護師さんの意見が聞ける貴重な機会です。この機会を存分に活用して、疑問に思っていること・気になっていることを聞いてみましょう!


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